近文アイヌコタンの歴史を今に伝える:日本最古で唯一の私立資料館
上川アイヌを代表する旧家川村家・第八代目・川村カ子ト氏が、大正5年(1916)アイヌ民族文化の保護・伝承を目的として、私費を投じ設立された私設の資料館です。
アットゥシ attus(樹皮で織った着物)やエムシ emus(刀)、マキリ makiri(小刀)、チプ cip(舟)など約500点の生活用具のほか、鉄道測量技師として国内外で活躍したカ子ト氏の遺品を展示している。
現在は第九代目の川村兼一氏が同館を継ぎ、同館にはアイヌ文化にかかわる資料や道具などとともに、貴重な鉄道資料も数多く展示されています。
川村カ子ト(1893年(明治26年)5月 - 1977年(昭和52年)1月6日)は、上川アイヌの長で、旧国鉄の測量技手(ぎて)。
国鉄退職後は川村カ子トアイヌ記念館の館長、旭川アイヌ民族史跡保存会長、旭川アイヌ民族工芸会長などを務めた。
※ 出典: フリー百科事典【ウィキペディア(Wikipedia)】
川村カ子トアイヌ記念館
住 所:北海道旭川市北門町11丁目
開館時間:9:00~17:00
休館日:無し
料 金:500円(中学生:400円、小学生:300円)
連絡先:℡:0166-51-2461