天人峡温泉
柱状節理の深い渓谷の底に位置する旭川市の奥座敷で、渓谷の流れる音に温泉街は包まれています。
※ 【羽衣の滝】(アイ・シ・ポプ・ナイ)アイヌ語地名
ay-si-pop-nay = 細流・が本当に・沸騰する(ような)・川
旭岳の南斜面約6㎞落差1000mの間を流れ落ち、川尻はポロソ(大滝:羽衣の滝 270m)となって忠別川に注ぐ。 (旭川近郊のアイヌ語地名30 より)
忠別ダム[忠別湖]
昭和59年(1984年)より工事が開始され、平成19年に完成。
東川町~天人峡(道道天人峡美瑛線)のおよそ中央に位置する忠別ダム。
大雪山国立公園の入口にふさわしい名所で、平成19年7月には「大雪山忠別湖トライアスロン inひがしかわ」が忠別ダムを起点として開催されました。
羽衣の滝[散策路]
羽衣の滝までは、温泉街からこの散策路を歩いて約15分(0.6㎞)のところにあります。
当日はすでに盛りを過ぎて散り始めた頃の紅葉狩りでしたが、渓谷と紅葉のコントラストが美しく、ゆったり落ち着いた気分で歩くことができました。
雪融けの頃も良いのですが、やはり紅葉の時期が輝いています。
羽衣の滝
「千丈の懸崖雲上に連り、懸崖欠くる処飛泉を掛く相看てただ誦す謫仙の句、疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと」
※無類の旅行家である大町桂月が1921年(大正10年)8月の大雪山踏破の折に詠んだ。
1901年(明治34年)ころ発見され、1918年(大正7年)、大町桂月が優れた風光を激賞し「羽衣の滝」と命名しました。
敷島の滝
名瀑「羽衣の滝」から、約1.1㎞の忠別川上流地点にある。
女性的な「羽衣の滝」とは対照的に、幅60m、高さ20mにわたって飛瀑する様子は迫力満点で、男性的であり「北海道のナイアガラの滝」とも言われる。
また羽衣の滝から敷島の滝までは、岩場や渓谷沿いなど通りますので通行注意!
安易な軽装では立ち入らないこと。